使われない工具たち・・・ [整備工場への道]
その間中古車販売、車検ともに軌道に乗り順調に稼働しておりますが、最近のアライメントネタで思い出したのが認証工場化に当たって購入が義務であったものの未だに使われることがない工具の存在です。
それは、ターニングラジアスゲージ、トーインゲージ、キャンバキャスタゲージです。
他にもタコドエルテスタやバキュームポンプも未使用な工具たちです。
今回アライメント測定に必要な3点を引っぱり出してみました。
ターニングラジアスゲージ。
2台で1組です。
この上にフロントタイヤを置き、ハンドルの切れ角やキャスターを測定します。
キャスターとは、専門的に言うとフロントタイヤを横から見た場合のタイヤの中心を上下に書いた直線とキングピン中心線の交わる角度ということなのですが、例えば自転車のフロントフォークが斜めにハンドルに向かって取り付けられているあの斜めの角度のことと考えればよいとおもいます。
トーインゲージ。
クルマの前後タイヤそれぞれのトーを測定します。
トーは左右のタイヤを真上から見たとき前後の距離の差を比べて、前が短ければトーイン、前が長ければトーアウトということになります。
キャンバキャスタゲージ。
クルマのキャンバとキャスターを測定しますが、キャンバーとは左右のタイヤを前から見たときハの字状であればマイナスキャンバ(ネガティブキャンバ)、逆ハの字であればプラスキャンバ(ポジティブキャンバ)といいます。
これらのゲージ、使いこなせればクルマのアライメントが分かるのですが今まで見て見ぬふりをしていたのです。
なぜなら普通のクルマはアライメントが大幅に狂っていそうな時を除いて測定することはないですし、もしそういう兆候であるひどいタイヤの片減りがあった場合は近くのコクピットで調整してもらっていましたから・・・
車検時の必要な調整は陸運局近くのテスター屋さんで調整してましたし。
今回私のクルマでこんなにアライメントの疑問が沸かなかったら、たぶん一生使われることはなかったでしょう。
とりあえず使うことができそうか確かめてみましたが、ターニングラジアスゲージとキャンバキャスタゲージはイケそうでした。
しかし、トーインゲージ、一番測定が簡単なトーインゲージが使用できないことが判明。
車高、低過ぎました・・・
一応車検に通る9センチ以上の車高はあるのですがそれよりもわずか数センチ、ゲージの方が背が高かったみたいです。
ノーマルロードスターは問題なさそうです。
ということでトーインゲージは再びお蔵入り。
お客様がアライメントで問題が起きた時、コクピット前にもう一回引っぱり出すことにしましょう。
最近我が家でベビーラッシュ中です。
メダカ。
ほぼ毎日産卵していて毎日採卵して別の水槽に移し替えているのですが、ついに孵化がはじまりました。
ベビーは現在6匹。
まだまだ卵は増えていますので、順調にいけば何十匹・・・
私たち日本人も見習わなければ。
(ベビーの写真は残念ながら撮影できず・・・現在約3ミリ程度なので私のデジカメではうまく写ってくれません。)
設置完了(設備増強編その3) [整備工場への道]
雨が降る中、トラックで運ばれてきたモノ、それは・・・
みなさんのご想像通り、リフトです!!
埋め込みタイプの。
なんと、タダ。
残念なことですが近くの同業者であるガソリンスタンドが閉店しまして、そこに設置してあったこのリフトを引き取ってほしいとの打診を頂いたので、お受けしたのです。
設置してからかなりの期間が経過しているということで資産価値としてはほとんどなく、撤去費用をこちらが持つということで取引が成立したのでした。
ということで、リフト自体はタダなのですが設置に係る色々な費用は当然かかっているわけです。
運ばれてきたリフトはかなりくたびれているのですが、今回業者にメンテナンスも依頼しているので使うにあたっては問題がないようにしておきます。
とりあえず設置完了。
油圧作動油を注入し動作点検を行いましたがひとつ部品が足りないことが発覚したので、万全を期すべくとりあえず部品が届くまでは使用しないことにして、さび落とし、簡易塗装を行い作業を終了しました。
ということでまだ使用できない状態ですが、設備増強はほぼ完了ということで、これからガンガン作業を受注していき、その合間にチョコチョコと愛車を・・・以下自粛。
掘り出し物の設置準備(設備増強編その2) [整備工場への道]
棺桶・・・もとい型枠の周りにコンクリートを流し込みます。
大型のミキサー車1台分の生コンが使用されました。

生コンを流し込んだ後は職人さんがヘラで平らに慣らしていきました。
いよいよ明日、設置工事が行われます。
楽しみですねー、ワクワクしますねー。
整備工場への道完結編 [整備工場への道]
1月11日に広島県整備振興会に行って「認証書」なるものを頂いてきました。
文面は「道路運送車両法第80条の規定により下記の通り自動車分解整備事業を認定する。」
自動車分解整備事業の種類 普通自動車分解整備事業、小型自動車分解整備事業
対象とする自動車の種類 普通自動車、小型四輪、小型二輪、軽自動車
及び装置の種類 動力伝達、走行、操縦、制動、緩衝装置に限る
と、なっています。
簡単に書くと、3,4,5ナンバーの乗用車のエンジン以外のすべての分解整備が可能になったということです。
ブレーキパッド交換、前輪ストラットサスペンション取り外し、独立したコイルスプリング取り外しは
分解整備にならないみたいですが、それ以外は結構分解整備に当るみたいです。
キャリパ取り外しやショック交換、クラッチ交換、タイミングベルト交換など僕らにはおなじみの作業でも商売となると、こうやって認証を受けなければ作業できないのです。
今回の認証申請と並行して行っていた古物商の認可、中古車オークション会場への入会等、
かかった手間と費用をこれから取り戻さねばならないっす。
早速車検の申し込みと中古車2台ムーヴとランクルのオーダーを頂いたので良い滑り出しとなるんじゃないでしょうか。
完成!→中古車販売への道 [整備工場への道]
しばらく更新しないうちにアクセスは好調のようで・・・
お越し頂きありがとうございます。とりあえず再開してみます。
実は11月初旬、整備工場化工事は無事に完了いたしておりました。
ご報告が遅れました。
整備振興会にも報告完了し下見も終了、そして本日中国運輸局の査察も終了し、
晴れて年内中に専門認証工場として営業できる運びとなりました。
ぱちぱちぱち。
エンジン以外の部品に関しては分解整備もOK、定期点検もできます。
パッド交換や足回りの交換、ばっちこいです。
ついでに宣伝、中古車販売はじめました!!
ミゼットⅡからフェラーリまで中古車オークション会場に出品されているものなら
何でも扱うことが可能です。
中古車の大半は中古車オークションと呼ばれるせりによって取引され、
各中古車販売店に流通していきます。
その中古車オークション会場の会員になっちゃいました!
HAA神戸と言う会場があり、今回会員になった会場のひとつなのですが、
毎週8~9,000台の出品車両の中からお目当てのクルマを探していきます。
現地にも行ってきましたが、とてつもなく広い会場で一日でクルマを探すのは
不可能というくらいの規模でした。
パソコンを駆使して車両を検索できるので遠い場所の会場でも会員になったのですが、
購入の際は現地で実車両の確認を行い、オークションに参加となります。
詳しくはまた今度、早く知りたい人はお店に来てください。
はまりますから、クルマ好きは。
整備工場への道その4 [整備工場への道]
申請書類がそろってずいぶんたちますが、工場の工事が遅れております。
整備振興会へはすでに書類提出も終わりあとは現場確認というところまできているのですが。
しかし、このガレージ、完成後を考えると顔がにやけてしまいます。
「おいおい、仕事のためのガレージだろ」という説もありますが、そんなことは置いといて
週末は夜な夜な入り浸って作業を・・・という気持ちがふつふつと湧き上がります。
整備工場の用件を満たすためのスペースだけあって1台分の作業場として考えると広すぎます。
駐車だけなら2台は十分入りそうな広さがあり、今はまだ何も設備類が入っていないとはいえ、
ちょっと横に仮眠用のベッドも置いちゃおうかなーと。
これで仕事たくさん取れなければきっと怒られます。はい。
車検、整備何でもこいです。

整備工場への道その3 [整備工場への道]
先日自動車整備振興会に行ってきました。
認証工場申請にあたっての手続きの手順を教わりました。
必要書類は何かってのを教わったのです。
1.自動車分解整備事業認証申請書1
2.自動車分解整備事業認証申請書2
3.整備主任者選任届
4.建築許可確認通知書及び建築確認済書と建築申請書
5.申立書(4.の主要用途が自動車修理工場以外の場合、市役所との
用途変更に関する見解を記した書面)
6.土地建物の契約書(自己所有の場合は謄本、但し、建築確認申請書内の
建築主に所有権が記載されていれば土地のみでよい)
7.認証工具納品書(新規に購入した認証工具の納品書)
8.申立書(もともと所有していた認証工具を記入)
9.一酸化炭素測定器ならびに炭化水素測定器の成績書
10.整備主任者ならびにその他の整備士合格証書
11.土地建物使用届
12.登記簿謄本(法人または会社)
13.入会申込書
14.電話予約申込書
15.各作業場の写真(振興会で撮影)
と、なんともたくさんの書類が必要なのです。
これ書いてるだけで疲れます。
基本的にはほとんど記入するだけでOKなのですが、4.5.で問題がありました。
建築確認がなくなってたのです・・
調べると昭和46年にPITを増築していて、その当時の建築確認書を紛失してしまってました。
市役所に問い合わせたところ許可した資料が残っていて、とりあえず証明書を発行してもらいました。
もともと給油所の作業場として用途申請しているので市役所の見解を伺い、
その内容の申立書を添付することとしました。
13.の入会申込書は整備振興会の各地区長、支部長の捺印が必要で、
すべての捺印を頂いて書類の作成が完了します。
申請が問題なく受理されるかちょっと心配なのですが、整備工場が一歩近づいてきました。
整備工場への道その2 [整備工場への道]
昨日の続き。
必要用件
1.従業員に対して必要数の整備士がいること。(2級整備士が最低一人)
わが社には優秀な整備士が2名もいます。
一人はわたし。得意な作業は洗車。
もう一人は2級整備士の○岡君。得意な作業はポリマーコーティング・・・
2.分解整備用の作業スペースが必要平米数あること。
うちには築40年の倉庫があります。
現在使用のPITとあわせると認証工場の必要スペースをぴったり満たします。
ただ、補修工事が必要ですが。
天井のさびを落として、ペンキを塗って、蛍光灯を取り付けて・・・
3.認証取得のための工具、機械類がそろっていること。
今回取得しようとしているのは専門認証工場といって、特定の部品のみ分解整備
することができる整備工場で、エンジンは分解の対象にしません。
主に足回りと、制動部品。
必要工具は、プレス、エアコンプレッサー、ジャッキ、バイス、ノギス、トルクレンチ、
サーキットテスタ、バキュームポンプ、シックネスゲージ、ダイヤルゲージ、キャンバゲージ、
ターニングラジアスゲージ、亀裂点検装置、検車装置(リフト)、ホイールプーラ、
ベアリングプーラ、グリースガン、部品洗浄槽。
高価なリフトなどはすでにうちにあるので、必要なものも限られます。
4.各種許認可手続き。
かんたんに言うと、申請者→整備振興会→運輸支局→地方運輸局→認証交付。
わが社はガソリンスタンドなので消防にもそれとなしに確認する必要もあり、
築40年の倉庫は市に建築の確認も必要←許可済。
近いうちに整備振興会に行きます。
5.わが社財務省の認可←一番大事。
今のところお金がまったくかかってないので問題なしですが、工具の見積もり&
倉庫の補修見積もりを見てなんと言うやら・・・
工場ができることを想像すると、わくわくして夜も眠れません。
次回、申請の流れ等ご報告いたします。たぶん。
整備工場への道 [整備工場への道]
久々の更新。
今度、お店を整備工場にしたいと思います。
国土交通省認証整備工場というやつです。
なにするん?
自動車の分解整備ができるようになります。
ま、今までもある程度はやっていましたが(内緒で)、これからは胸を張って作業ができ、
お客さんにも安心感を与え、商売の幅も広くなるかと思いまして。
車検時の部品交換、24ヶ月点検、中古車販売、Dr.ドライブ化(ENEOS)、持ち込み部品交換等々。
もともと場所もあるし、2級整備士もいるし、整備工場化のためのハードルはそんなに高くなかったのですが、必要性がなかった(気づかなかった)ので、いままで何もしていませんでした。
整備工場になるための用件、
1.従業員に対して必要数の整備士がいること。(2級整備士が最低一人)
2.分解整備用の作業スペースが必要平米数あること。
3.認証取得のための工具、機械類がそろっていること。
4.各種許認可手続き。
5.わが社財務省の認可←一番大事。
続きは次回。








